ひかり味噌、発酵の技術の発信拠点「ひかり醗酵技術研究所」を設立、5シリーズ27品の春夏新製品も発表

2012年02月09日 21時19分配信  マイライフ手帳@ニュース

 ひかり味噌は2月8日、発酵技術の他事業への応用展開や、発酵食品のすばらしさを日本のみならず世界の消費者に向けて発信していく「株式会社ひかり醗酵技術研究所」を設立することを発表した。また、春夏の新製品として、お値打ちな徳用タイプの即席みそ汁や、「元気プラス」シリーズから新アイテムを発売することも発表された。

 「昨年期は約111億円の売上を記録。前期比102%となった。震災などの影響から味噌部門の売上減が大きかったものの、即席みそ汁などの加工品やお値打ち商品、徳用タイプが底支えしてプラスの売上を計上することができた」と、ひかり味噌の林善博社長。「今期は、持続的成長を達成すべく、強い絆の組織を形成。危機感を共有し業務改革を進める。また、新製品を多数上市する予定で、安心・安全はもとより、お値打ち商品を投入していく。一方、低迷する味噌事業の深堀を行い、新規の顧客、チャネル、分野、商品の開発を行っていく。さらには、海外市場の開拓を早急に進めて、グローバル化を加速させていく」と意気込む。

 「このビジョンを達成するためには、醸造技術の蓄積、事業規模の拡大、生産性の向上が相互に絡み合うことが必要となる。そして今回、社会や業界などに対し、当社らしい技術発信をしていくことを目的にひかり醗酵技術研究所の設立に至った」と、新会社設立の経緯を紹介。

 「また、春夏の新製品を27アイテム投入する。味噌の持続的拡大を目指すとともに、急成長している即席みそ汁市場で確固たる基盤を構築していく。そのために、ブランド別に商品をラインアップしていくことで、消費者に安心・安全を的確に届けていく」と、新商品を大量投入することで、業界全体を盛り上げたい考えを示した。

 続いて、ひかり醗酵技術研究所設立の背景および事業内容について、ひかり醗酵技術研究所の大西邦男所長が説明した。「ひかり味噌は、味噌の市場自体が落ち込む中、味噌の生産量を12年間で倍に引き上げてきた。これには、開発型の企業体質を貫き、常に最先端技術を導入してきたからだと自負している」と、ひかり味噌の成長を支えているのは、技術力であると強調する。

 「これまで培ってきた技術をさらに発展させるとともに、後世に発酵技術を伝えていく必要性があるとの想いから、今回当研究所を設立することになった」と、設立の背景を紹介。「当研究所では、味噌のPR活動を行うとともに、味噌の醸造から発した発酵技術の、他事業への展開を視野に入れている」と、情報発信拠点としての役割にウェートを置いているという。「情報の発信先は国内にとどまらず、海外へも積極的に行っていく」と、グローバルな活動を通じて、味噌の利用価値の創造を目指す考えのようだ。「具体的には、長寿美食研究会とアライアンスを組み、味噌の料理への可能性を探求していく予定だ」と、具体的な活動も説明し、早く成果を報告したい考えを示した。

 そして、大西所長から紹介のあった長寿美食研究会の堀知佐子主任研究員が、研究活動に関する抱負と、味噌の栄養価を生かす調理法について説明した。「味噌には多数の栄養価が含まれていることはよく知られている。また、味噌は味がしっかりしているので、だしをとらなくても十分うま味を味わうことができる」と、味噌の特徴を解説。

 「味噌は、たくさんの酵母、乳酸菌、麹菌を含んでいるが、60℃まで熱せられると不活化してしまう。このため、加熱せず生食でとるのがベストとされている」と、味噌は火にかけることで、栄養価が損なわれてしまうとのこと。「とはいえ、加熱調理でも優れた効果が期待でき、酸化に強い水溶性ビタミンや炒めると脂肪性ビタミンが得られることもわかってきている」と、加熱することで失われてしまう栄養価がありながらも、それによって新たな栄養価を吸収することができる万能食材であると話していた。「また、味噌には活性酸素を除去する作用もある。活性酸素は様々な病気の元凶であるといわれているだけに、これを除去する味噌は、私たちを健康に導いてくれる食材であるといえる」と、味噌の健康効果の可能性は計り知れないと強調していた。この後、堀主任研究員が考案した味噌の栄養価を生かすレシピが披露された。

 
 最後に、今年春夏の新製品について発表してくれたのが、ひかり味噌 マーケティング部の八田直行部長だ。「3月1日から5シリーズ27アイテムを発売する。このうち即席みそ汁が19アイテムを占め、家庭の常備食として注目を集めるみそ汁市場に大攻勢をかけるラインナップとなっている」と、新商品の概要をわかりやすく解説。

 「まず、健康に役立つ栄養を“おいしくおぎなう”がコンセプトの『元気プラス』シリーズから、『元気プラスオルニチン入りおみそ汁 減塩』を発売する。これまでの商品と同様、しじみ100個分のオルニチンが摂取でき、さらに塩分を当社従来品に比べて約25%カット。10食入りに加えて、お得な20食入りも用意している。さらに、シリーズ初の春雨スープ『元気プラス オルニチン入り春雨スープ』も今回新たに登場。3種類のスープから選べるアソートタイプで、女性にアピールしていきたい」と、「元気プラス」シリーズについて紹介してくれた。「そして、糀をたっぷり使用した香り豊かな味噌の風味が味わえるワンランク上の即席みそ汁『おいしやさしおみそ汁』がさらに進化。具材アソートタイプとなって新発売する。糀みそを作り続けてきた当社が、自信をもってすすめる一品だ」と自画自賛していた。

 「有機みそのリーディングカンパニーとして発売する『有機味噌』シリーズは、その特徴をより的確に消費者に伝えるべく、パッケージデザインを一新した。安心感と斬新さを融合させたモダンな和で表現している」と、商品特徴を的確に伝えながらもデザイン性豊かなパッケージに仕上がったと八田部長は胸を張っていた。「上質と求めやすさにこだわった『ひかり』シリーズからは、2つの即席みそ汁が登場する。『ひかり即席みそ汁』シリーズは、毎日の健康だけでなく、毎日の家計にもやさしい商品を目指した。これまでの12食入り、20食入りに加え、超お徳用サイズとして30食入り、40食入りをラインナップし、圧倒的なコストパフォーマンスを実現した」とのこと。「『ひかり即席生みそ汁』シリーズは具材練り込みタイプで、新たに『しょうが』をリリース。『徳用30食』も取りそろえた。さらに、『ひかりカップ味噌』シリーズから『ひかり だし入り減塩味噌750g』を発売する」と、豊富なラインナップで消費者からの支持を得たい考えだ。

 「ちょっと小腹が空いた時や、子どものおやつなどにもぴったりな『スープはるさめ』シリーズには、新たに『かきたま』と『野菜としょうが』という、女性のニーズを取り込んだ新メニューを追加する」という。「これら商品は、おいしくて健康に貢献できるお値打ち商品となっている」と、春夏の新製品にかける想いを熱く語っていた。

[ひかり醗酵技術研究所 概要]
名称:株式会社ひかり醗酵技術研究所
所在地:長野県伊那郡飯島町田切1145-8 ひかり味噌 飯島グリーン工場内
設立:2012年1月5日
所長:大西邦男(工学博士)

[新商品発売日]3月1日(木)

ひかり味噌=http://www.hikarimiso.co.jp/

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