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Vol.6 “ラクに長く”&“ヤセる”には「骨で走る!」
骨で走る……聞きなれない言葉ですが、実はとても大切な意識づけの言葉。
今回はその仕組みと効果的なストレッチをご紹介します。
走れるカラダと骨の関係を知っておきましょう
肩甲骨と骨盤を動かし、その動きに手脚を連動させることでラクに走れる、ということはこれまでもご紹介してきました。そのためには関節や骨格筋の可動域を広げたいのですが、カラダの一部分に力が入ると、関節や骨格筋はスムーズに動きません。
余分な力を加えず、筋力に頼らないで動かせているとき……それが骨を使って走れている状態。そして骨が動くと、筋肉はリラックスします。実は、この筋肉がリラックスしている際に最もパワーが発揮され、カラダが勝手に動くような感覚でスムーズに前進できるのです!
骨で走るには、
脱力してニュートラルなカラダに!
腹筋に力が入っていると、カラダは思うように動かない!
イメージできないかもしれませんが、論より証拠。その場で腹筋に力を入れて腕を振ってみてください。腹筋に力を入れないときとの違いがわかると、いかにこわばった筋肉がカラダの動きを妨げていたのかを実感できますよ!
力が入っていると・・・
その場で腹筋に力を入れてみると、姿勢が若干猫背になり、骨盤がやや後傾ぎみになるはず。この姿勢が関節の動きをブロックする原因になっています。
カラダがこわばり、腕を振れない
腹筋に力を入れた状態で腕を振ってると、肩がこわばって動きがぎこちなくなるはず。猫背気味になっているので肩甲骨の動きも鈍くなり、スムーズな前進に欠かせない肩甲骨と骨盤の連動性が妨げられてしまいます。
脱力してカラダがニュートラルだと
姿勢をまっすぐにして、お腹をリラックス。肩の力も抜いて立ってみましょう。このニュートラルな状態で、その場で腕を振ってみると……。
カラダがラク!スムーズに腕振りできる
腕がスムーズに動き、上半身と下半身の動きが連動しているのがわかります。これが筋肉に頼らず、骨を使ってカラダをラクに動かせている状態なのです。
カラダをニュートラルにしたら
「中指」を意識!
立位、歩行時などラン以外の動作でもカラダをニュートラルにするために、常によい姿勢を心がけたいものです。そこでポイントとなるのが足の中指を意識すること。中指を意識することで、筋肉に頼らず骨で立つ、あるいは歩くことができるようになります。親指や小指を意識すると、太モモやふくらはぎに余分な力が入ってしまうのです。中指を意識すると、無理に力を入れようとしても、力がなかなか入りません。猫背の改善、脚のむくみ防止にも効果があるので、日頃から中指を意識してみましょう。
STEP1 「足のダブルT」を意識して立ちましょう
何も意識しないで、その場に立ってください。そのときあなたは足のどの部分に力を入れていますか?足の指への力の入れ方が姿勢を左右するカギだったのです。
A4サイズの紙2枚に「T」を書き、Tの横のラインにくるぶしの両側が、縦のラインに中指が重なるようにして立つと“骨で立つ”感覚を得られます。
推進力を司るのが中指
親指と異なり、中指はふんばりが効きません。そのためダブルTの立ち方から、そのまま中指を意識して歩こうとすると、前方にかかったわずかな傾きを補正しようとして、自然と足が前に出ます。つまり中指を意識すれば、余分な力を使わずに推進力を得られるのです。
STEP2 歩くときも中指を意識すれば、立ち居振る舞いも美しく!
中指を常に意識しながら歩くことを繰り返すことで、足の運びがスムーズになります。この延長線上に“よい走り”があるのです。
また凛とした姿勢になるので、普段の立ち居振る舞いも美しくなりますよ!
多くの人はこれまでしていなかった歩き方なので、普段からの意識づけが大切です。うまくいかない人はニュートラルに立つ姿勢を思い出して!
中指を意識すると柔軟性アップ
中指を意識して立った状態から、前屈をしてみましょう。親指を意識した姿勢に比べて、柔軟性が高まることがわかるはず。骨で立つことで、カラダがニュートラルな状態になり、筋肉や関節の可動域が広がるのです。

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第一特集は「いままで誰も教えてくれなかった新常識“骨”で走る!」。「ストレッチや筋トレはランニングをするうえで必要……」と言われていますが、じつは肝心の“骨”を正しく動かして走ることができなくてはダメ。今回は「骨ストレッチ」の権威、松村卓氏による「骨を使えるようになる」エクササイズやストレッチを紹介。ぜひ試してみてください!
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