
私たちの体は、食べ物からつくられます。その食べ物を消化し、栄養素を吸収する窓口になっているのが小腸、その栄養素のカス(残渣)や水分を吸収して便を作るのが大腸です。大腸内がこれらのカスや宿便によって汚れていると、栄養素をうまく排泄できず、代謝が落ち、それにより栄養不足になりがちです。また、大腸に溜まった宿便などの不要物からガスが発生し、口臭や体臭が強くなることも。体にとって良いことはひとつもないんです。
一方、きちんとケアしているキレイな腸は、摂取した栄養素をしっかり体内に吸収します。それは、食べ物だけではなく、サプリメントやコラーゲン、脂質や糖質の燃焼をサポートするビタミンB群も同じ。よく吸収するため、汚れた腸よりも美容効果、ダイエット効果が高いでしょう。

また、体温が上がり、体の基礎代謝もよくなります。昨年発売された、アンチエイジングの専門医・斉藤真嗣先生の本『体温を上げると健康になる』はベストセラーになり、今、体温を上げる健康法がブーム。一般的に、体温が1℃上昇すると基礎代謝は約13%アップ、免疫力まで約30%高まると言われています。基礎代謝が高くなると、体内の脂肪を燃焼しやすくなるので、ダイエット効果も期待できるんです。
腸をケアすれば、美容、ダイエット、体臭予防と、良いこと尽くし。「腸を制するものは、美を制する」と言っても、過言ではありませんね。
キレイな腸とは、おもに、ターンオーバーによってできた不要な腸細胞のカスがない状態のこと、大腸に宿便が溜まっていないことを言います。キレイな腸をつくるには、まず、ビフィズス菌などのプロバイオティクス、そのエサとなるプレバイオティクスの両方を効果的に摂取することです。腸内環境を整えて、便通を促しましょう。そして、食べ物の消化に不可欠な酵素を摂ることも大切。人間の体内にももともと酵素がありますが、体内酵素は食べ物の消化吸収をはじめとする、体のさまざまな働きに使われます。なるべく体内酵素を使わずに済むように、食べ物から摂取したほうが良いでしょう。
もちろん、食事面だけではなく、運動も必要です。運動をすると血液循環がよくなり、腸の働きが活発になります。また、腹筋が強くなると便を押し出す力が強くなり、便秘の解消にも。食事と運動の両面から、腸内ビューティーを目指しましょう。
腸内を掃除する栄養素・食物繊維は、ただ摂れば良いと思われがちですが、実は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランスよく摂るのがポイント。不溶性食物繊維はゴボウやキノコ類、豆類、乾物に多く、水溶性食物繊維は海藻類や柑橘系の果物、プルーン、オクラ、コンニャクに多く含まれています。

腸内環境の改善には、ビフィズス菌などのプロバイオティクスと、そのエサとなるプレバイオティクスの両方を含んだ食材が有効。乳製品はその代表的な食材ですが、日本人には牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が少なく、お腹を下しやすいので、チーズやヨーグルトのほうがおすすめです。

食べ物の栄養素を吸収するためには、消化酵素が必要です。消化酵素は生の野菜や果物、発酵食品に多く含まれていますが、生野菜や果物はあまり量が食べられない上、体を冷やす原因にも。納豆やキムチ、漬物、チーズなどの発酵食品なら、量も食べられ、体を冷やすこともないのでおすすめです。

“油”と聞くと体に悪い印象がありますが、実は体にとって“良い油”もあるんです。一価不飽和脂肪酸のオレイン酸は、腸の蠕動運動を促します。酸化しにくく、過酸化脂質をつくりにくい脂質です。オリーブオイルやナッツ類、アーモンドに多く含まれています。

カルシウムを効果的に摂取したいなら、食事中や食直後よりも、食後2時間後がおすすめです。また、クエン酸と一緒に摂ると、“クエン酸カルシウム”となり、さらに吸収力がアップします。クエン酸を多く含む代表的な食材は、野菜ジュースや果物、柑橘系のフルーツジュース、リンゴ酢などです。


以上のことを踏まえると、様々な食材の中で“腸内ビューティー”をつくるのに最適な食材は、乳製品です。その中でも、ビフィズス菌や乳酸菌をはじめとする善玉菌・プロバイオティクスと、善玉菌のエサとなるプレバイオティクスの両方を含むチーズは特におすすめ。日本人には、牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素・ラクターゼが少ないため、牛乳を飲むとお腹を壊してしまいがちですが、チーズならその心配がなく安心です。また、酵素を含む食材の中でも、発酵食品は体を冷やさず、生野菜や果物のように量もたくさん食べられます。カロリーを心配する方もいるかもしれませんが、カロリーは、太る単位ではなく、活動を行う際にどれぐらいのパフォーマンスを生むかの単位のこと。しっかり運動さえすれば、太ることはありません。チーズに含まれるカルシウムは、ダイエットにも不可欠。腸内ビューティーには、ピッタリの食材ですね。

チーズを食べる時におすすめなのは、クエン酸との組み合わせです。チーズに含まれるカルシウムは、クエン酸と一緒に摂ると“クエン酸カルシウム”となり、吸収力が高まります。外食が多く、栄養バランスが偏っている人には、チーズとクエン酸が豊富な野菜ジュースの朝食をおすすめします。野菜ジュースからビタミンCを補うことで、ニキビやふきでものを緩和することにも繋がりますよ。
忙しい毎日にストレスが溜まりがちな人は、チーズとマグネシウムをバランスよく含んだ組み合わせが良いでしょう。マグネシウムには、イライラを抑制する効果があります。納豆や海藻類、ゴマ、ナッツ、キノコ類が、マグネシウムを多く含む代表的な食材。味の組み合わせはよくないかもしれませんが、効果は期待できそうです。
化粧のりをよくしたい人には、チーズと大豆イソフラボンの組み合わせがおすすめ。豆類に含まれる大豆イソフラボンは、ホルモンバランスを整え、肌荒れを解消します。朝、ソイラテと一緒にチーズを食べることを習慣にしてはいかがでしょうか?



妊娠してから便秘がちになり、子供が2歳になった今でも便秘がちです。
なのによくお腹も壊すんです。
毎朝チーズを3粒食べることで改善されるならこんなにラクなことってないですよね!!
毎日しっかり続けて健康的なカラダそしてキレイなお肌を手に入れたいです。
見えないからって雑に扱っていた“腸”が「美しさの土台作り」をしていたという事実に愕然!
35歳を過ぎた頃から化粧ののりが悪く感じられ夜更かしすればすぐに肌荒れをしてしまうというところが悩みのタネ。これが腸内ビューティーによって少しでも改善されれば嬉しいな。
三日坊主にならないように頑張ります!




















